新装開店した飲食店。ピカピカの床、清潔感のある厨房、美しく整った照明。
理想的な空間を「いつまでも保ちたい」というのは、すべての飲食店オーナーに共通する願いではないでしょうか。
しかし現実には、油汚れや水アカ、ほこり、傷が日々蓄積し、わずか数ヶ月でくすんだ印象になってしまうケースも少なくありません。
「きれいな内装を保てる店」は、それだけでお客様の信頼感につながるもの。そして忘れてはならないのが、「施工段階から清掃のしやすさ・維持のしやすさを設計しておくこと」です。今回は、飲食店の内装施工や厨房工事に強いGlory Company(グローリーカンパニー)が、店舗を美しく保つためのメンテナンスと清掃の基本をお届けします。
厨房内で最も汚れが溜まりやすく、かつ見えない場所にあるのがグリーストラップ(油脂分離槽)。
放置すれば、悪臭・害虫・配管詰まりといった重大なトラブルの原因になり、営業停止にまで発展するケースもあります。
日常的な固形物の除去に加え、週1〜月1回の洗浄、年2回の専門清掃が目安。
また、内装施工時に「点検口の設置」や「掃除しやすい構造」にしておくかどうかで、作業効率が大きく変わります。
防汚・防水仕上げの床や壁は、「汚れにくい」だけでなく「汚れても落としやすい」ことが重要。
厨房はもちろん、客席ホールでも、油飛び・水ハネ・食べこぼしは日常茶飯事です。
特に素材の目地や継ぎ目に汚れが残りやすいため、週に一度は洗剤を使った拭き掃除が理想的です。
施工段階でのポイントは:
「掃除しやすい構造」をつくることで、「汚れにくい店」が実現します。
換気設備は見落とされがちですが、店舗全体の空気感・臭いに直結する重要ポイント。
油煙が店内にこもると、料理の香りを邪魔し、不快な印象につながることもあります。
施工時に「メンテナンスしやすいフィルター構造」にしておくこと、取り外しのしやすさを確認することがポイント。
また、内装の天井高や換気容量によって必要な設備は異なります。
プロと連携し、適切な換気設計+定期点検の仕組みを整えておきましょう。
テーブルや椅子などのインテリアも、使い込むほどに劣化しやすい箇所。
特に木製家具は水拭きによるシミや変色が起きやすく、レザー素材は乾燥によるひび割れが起きることも。
素材に合った手入れ方法を知ること=美観の持続につながります。
設計段階で「扱いやすい素材選定」を行うことが、後の負担軽減にも効果的です。
厨房機器は、どれだけ高性能でも経年劣化や水回りトラブルの影響を受けやすいもの。
製氷機・フライヤー・冷蔵庫・食洗機などの主要設備は、日々のチェックと簡単な清掃で寿命が伸びます。
異音・水漏れ・電気の不具合などを見逃さず、飲食店 施工の専門業者に早めに相談することが肝心です。
飲食店の内装は、オープンした瞬間がゴールではありません。むしろ、そこからがスタートです。
日々の清掃とメンテナンスが、長く愛される店舗へと育てていきます。
そのためには、施工の段階から「汚れにくい」「掃除しやすい」設計にしておくことが最大の秘訣。
飲食店の内装や厨房づくりにおいて、メンテナンスのしやすさまで見据えた提案ができるかどうかで、10年後の姿が変わります。
Glory Company(グローリーカンパニー)では、大阪を拠点に数多くの飲食店内装・厨房施工を手がけてきた実績をもとに、グリーストラップの配置、防水床の標準施工、メンテナンス方法の丁寧な説明など、運営目線に立った設計・施工をご提案しています。
開業後も長く美しさを保てる内装設計をご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください!
実際にGlory Companyが手がけた飲食店の内装・厨房施工の事例をご紹介しています。
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